あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます 本年も堀川運河倶楽部Horikawa Canal Squadronをよろしくお願い申し上げます 夜明け頃 運河から灘へでる デッキは凍りついていたが ご来光の力で次第に溶け始めたけれど カバー類は係留場に戻ってもまだキラキラとひかり 凍りついたまま とにかく寒い朝でした この浦舟に帆をあげて 新年セーリングを楽しみました

秋季親子ヨット体験・環境・歴史教室

堀川運河に午前と午後で延べ90名程の子どもと大人が集まりました。法被姿のビューロースタッフとNPO担当が参加者の皆さんをお迎へしたあと、東播磨県民局環境課長Mさんの環境教室からスタート、プラスチックごみのクイズでは2050年の予測を小学生が当てるのをみて未来が少しみえたように思えた。ヨットに乗り込んで堀川から播磨灘に出て風だけで走るヨットを体験しました。ちびっ子セーラー達はセールを揚げたり、自分で舵を取って艇を操作したり、秋の灘を大いに楽しんだようです。体験の後、工楽家旧宅見学に加えて、高砂工楽会会長Mさんの工楽松右衛門の偉業を描いた紙芝居公演、午後の部ではルネサンスたかさご港町理事のFさんが、高砂の歴史などを子ども達にも解りやす話かけながらの講演。それを真剣に聞いている子どもと親たちの後ろ姿に温故知新の風景を垣間みる。運河に浮かぶプラスチックごみの回収体験では網でのごみすくいを実践。灘のセーリング体験はampmのダブルヘッダーゆえにセーラーは少々疲れ気味、昨夜は早寝をされた艇長も。ゲレンデは4mの北風に波は穏やか、初めてのヨット体験にはいいセーリング日和だったのでは・・・。

あるお母さんから

①子どもが家に帰るなり、このヨットと環境と歴史の体験学習に参加すると、チラシを握って言ったので、直ぐに申し込みました。②この体験学習行事があることを予め知り、配布されたその時に直ぐ申し込みました。③この街に住んでいたけど引越したのでチラシを手にすることはなかった、高砂の友達から行事を聞いて申し込みました。④前回は荒天で灘に出ることができなかったので、チラシを見て直ぐに申し込みました。⑤友人たちと誘い合わせて申し込みましたなどなど。⑥また月例の運河ヨット体験の中で運河のプラスチックごみを回収した小4女子は運河のプラごみ回収にまた来たいと。⑦年長組の園児を連れた若いお母さんは、この子の頃からプラスチックごみのことを教えていく必要がありますねと。みんなで考えて、身近にできることからはじめることなのでしょうとお応えした。

エピソード

堀川運河からチョイと灘に出てみると北前航路を辿る海路にでる。数年前、ここ堀川から2艇のヨットが西に針路をとり、瀬戸内海、関門海峡、玄界灘、日本海を経て、小樽まで工楽松右衛門翁と松右衛門帆の歴史探索をした。松右衛門所縁の函館から北太平洋を西下して江戸時代の樽廻船航路を辿りながら4800km、88日間の航海を終えて堀川に戻り、北前航路寄港地の深浦や江差の人達からうかがった日本遺産の情報等を高砂市の登市長へ伝達、そこから申請、採択された。そのセーラー達は相変わらず播磨灘や瀬戸内海をゲレンデにセーリングを楽しんでいる。