堀川運河からチョイと灘に出てみると北前航路を辿る海路にでる。数年前、ここ堀川から2艇のヨットが西に針路をとり、瀬戸内海、関門海峡、玄界灘、日本海を経て、小樽まで工楽松右衛門翁と松右衛門帆の歴史探索をした。松右衛門所縁の函館から北太平洋を西下して江戸時代の樽廻船航路を辿りながら4800km、88日間の航海を終えて堀川に戻り、北前航路寄港地の深浦や江差の人達からうかがった日本遺産の情報等を高砂市の登市長へ伝達、そこから申請、採択された。そのセーラー達は相変わらず播磨灘や瀬戸内海をゲレンデにセーリングを楽しんでいる。